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第0.5回によせて

長岡 健
Takeru Nagaoka

第0回の集いを行ってから、早くも3か月が経過しました。その間、様々な方からのフィードバックを受けつつ、シミュレーション&ゲーミング学会で「自画持参」について発表したり、産能大のイベントで「がちゃトーク」の派生バージョンをやったりしながら、ゆったりとしたペースで “省察”を続けてきました。

「自画持参」はGoal-Seekingなプロジェクトではなく、「コミュニケーションの場をデザインすることの意味と方法を、再度問い直す試み」ですから、「わき目も振らず、突き進む」よりも、ある種の冗長性を含んだ思考のプロセスを大切にしたいものです。
そんな省察プロセスの中で、第0回の集いについてふと思ったことがあります。それは「プロジェクトのテーマ」と「第0回集いのテーマ」という2つのテーマの存在についてです。ウェブサイトにもあるとおり、「自画持参」というプロジェクトのテーマは「参加型コミュニケーションの場について考える」ことだと言えます。一方、第0回の集いでは、それとは別に、「カフェについて考える」というテーマを設定しました。

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今思えば、「プロジェクトのテーマ」と「集いのテーマ」が存在するのは、場のデザインとしては少しわかりづらかったような気がします。「カフェについて考える」というテーマを耳にした人は、「自画持参」がカフェにかんするプロジェクトだと誤解したかもしれません。また、「自画持参」では、その日に話すテーマもそれぞれが持ち寄り、即興的に決めると言っておきながら、「今回はカフェについて語ります」と事前にアナウンスしているのは、どういうことかと疑問に思った人がいるかもしれません。

そこで次回は、「カフェについて考える」のような具体的テーマを事前に決めることなく進めてみたいと思います。もし、強いてテーマを設定するならば、「自画持参」というプロジェクト自体のテーマでもある、「参加型コミュニケーションの場について考える」ということになるでしょう。

7月2日の集いでは、この緩やかなテーマに関心をもつ一人ひとりの参加者に、その日の話題を持ち寄ってもらいます。そして、「もう一度、カフェについて語る」のか、「サードプレイスの意味を探る」のか、それとも、「デザイン思考」を取り上げるのか等々、具体的テーマは当日即興的に決めたいと思います。ちょっとチャレンジングな気もしますが、可能な限り脱・予定調和的に、その都度デザインしていくことが、「自画持参」には相応しいやり方だと思います。

第0.5回 開催概要

日時:2010年7月2日 (金) 19:15〜
場所:mew's cafe
東京都港区南青山5-6-6 メゾンブランシュ1-201

より大きな地図で mew's cafe を表示

テーマ:カフェについて考える

参加者(敬称略・順不同)

  • 岡部 大介
  • 木村 健世
  • 原 悟
  • 岸 智子
  • 香川 文
  • 川島 典子
  • 渡辺 容子
  • 酒井 俊典
  • 長岡 健
  • 加藤 文俊

スタッフ

  • 石井 あゆみ
  • 長岡ゼミの皆さん

企画・運営:自画持参研究室